お知らせ

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晩秋の花々

今年もあっという間に残り2ヶ月となりました。
緊急事態宣言は解除されましたが、今年の冬はおこもりのままがいいのでしょうかね。


コスモス

秋の花と言えば真っ先に思い浮かべるのが、秋桜ですね。
コスモスは外来種なので、和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。
読み名の由来は、昭和52年に山口百恵が歌った「秋桜」という歌謡曲です。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌です。


りんどう

リンドウは日本が原産国の植物です。
リンドウという花名の由来や竜胆といった名前は、古くから漢方薬として使われていたことが由来のようです。
乾燥させた根茎を煎じて飲むのですが、この漢方薬が「胆」(きも)のように苦いことや、乾燥させた葉っぱが「りゅうき」に
似ていることから付けられました。


菊(スプレーマム)

スプレーマム(spray mum)は、アメリカに渡って改良された園芸品種が、花色や花形ともに洋風なイメージをもって里帰りしてきた花で、
一本の茎に何輪もの花を放射状に揃って咲かせる西洋菊のことです。
菊のイメージはどうしてもネガティブな印象を持ちますが、スプレーマムの花言葉は「高潔」、「清らかな愛」、
「あたなを愛す」、「気持ちの探り合い」です。愛の告白で用いても良さそうな花言葉ですね。


もみじ葉ゼラニウム

秋から冬にかけてモミジのように葉が紅葉するモミジバゼラニウム。今の時期は大変人気のある花ですね。
春には鮮やかなオレンジ色の花を咲かせ、切り戻しをしてもどんどん新しい葉が出てきてとても育てやすい花になります。
霜に当たると傷みますので、霜の当たらない軒下か室内に取り込み、水やりは控えめにします。寒さの厳しい地域は室内で育ててください。


アメジストセージ

夏の終わりから秋にかけて、美しい紫色の花を咲かせるアメジストセージ。宝石のアメジストを思わせる花色が特徴です。
サルビアの仲間の中でも大型なので、庭に植えると迫力がありますね。
アメジストセージは、長く伸びた茎の先に小さな花がたくさん咲いて穂のようになります。
それゆえ花言葉は、花が寄り添い合っているように見えることから、「家族愛」「家庭的」です。