お知らせ

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春花

ようやく暖かくなってきましたね。朝夕はまだ肌寒いので体調には気を付けてたいですね。


ルピナス


「Lupinus(ルピナス)」は、ラテン語でオオカミを意味する「lupus(ループス)」を語源とし、
オオカミのように荒れ地でも生育する吸肥力の強さをあらわしています。
別名の「昇り藤(ノボリフジ)」「立ち藤(タチフジ)」は、フジを逆さにしたようなその花姿に由来します。


ルピナスは毒性が強いですが、それを取り除けば、栄養価の高い有用な植物になります。
実際、古代ヨーロッパでは、薬草として食用されていたそうです。その効果は心を軽くし、「想像力」を高めるんだとか。
植物が心を軽くする薬草というと馴染みがないかも知れませんが、中国では古来よりお茶は薬として使われていました。


 

アネモネ


アネモネはキンポウゲ科アネモネ属の球根植物で、主に地中海沿岸に生息します。
日本ではアネモネは昭和の初め頃から「紅花翁草」、「花一華」、「牡丹一華」などといった和名でも親しまれています。
花びらに見える部分はがく片です。
アネモネの性質は日当たりを好み、寒さに当てないとつぼみが出来ない性質があるので、屋外で育てるようにするのがポイントです。
春のはじまりの、おだやかな風が吹き始める頃に花を咲かせることから、英語での別名は「Wind flower(風の花)」といいます。


アネモネの花言葉は、「君を愛す」「はかない恋」といった過去や片思いの愛情を表します。
「アネモネ」は、ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」にちなんでおり、「風の神ゼフュロスが妖精アネモネに恋をして
アネモネが一輪の花に変えられた」というギリシャ神話が由来となっているといわれています。


オステオスペルマム


オステオスペルマムは南アフリカ原産のキク科の植物です。
別名「アフリカンデイジー」と呼ばれるように、デイジーなどとよく似たキク科らしい花を咲かせます。
オステオスペルマムは温暖地では1〜4月ごろに花付き株が出回ります。これを購入して植えつけて栽培を始めることもできますが、
9月中旬〜10月にタネをまいて苗を作り、育て始めることも可能です。
夏は花を休みますが、切り戻しておくと秋に再び開花し、冬を越すと再び開花期に入ります。


オステオスペルマムには、「元気」や「無邪気」「心も体も健康」「健やかな人」のほか、
「変わらぬ愛」「ほのかな喜び」の花言葉がついています。
オステオスペルマムという花名は、ギリシャ語の「osteon(骨)」と「sperma(種子)」が語源ですが、
これは骨のように硬い種子を持つ花の性質が由来です。
「心も体も健康」などの健康に関係する花言葉は、花名からついたとされています。